動画の副作用

 

最近では、テクノロジー・デバイスの発展気軽に動画を撮って投稿することができ、コンテンツも増えたことで、トップ選手(国内、NBA)のプレーを見にする機会が増えてきている。

私の小、中学生の頃はビデオテープにダビングしているような時代だったので、今の子たちの環境をとてもうらやましいと思う。新しい動きの習得には、動画を活用することが最も効率が良いと感じている。

実際に今の子たちは、ゴール下周りのフィニッシュのスキルもあり、シュートのバリエーションも多いし、ボールを持った際の相手を出し抜くムーブもできる。昔よりもスキルは格段に良くなっていると感じている。

そういった子たちはNBAのハイライトなどで、多くのプレイ動画を観ていると言う。

しかしながら、間違いなく動きやスキルはトップ選手に近づいているのに、それを試合でうまく活用できていない選手がとても多い。

その選手をずっと見ていると、原因がわかる。

 

アングルや距離感を含めたスペーシング

タイミング

こういったことをほとんど考えてやっていなかったのだ。

 

僕自身もカテゴリーが上がるにつれてその重要性に気がついた選手だ。

スキルや能力が発展途上な子たちにスペーシングやタイミングなどの知識を伝える余裕がない現状はあるかもしれないが、

なぜうまくいったのか、うまくいかなかったのかを考えさせる習慣はつけるように伝えるべきだと思う。

狭いコートの中で駆け引きをするバスケットという競技において、どんなプレーにもスペーシングとタイミングは重要だからだ。

ミスターバスケットボールの佐古さんに言われて、すごく印象に残っている言葉がある。

プロっていうのは、難しいことを簡単に見せるんだ。

チームで作る1つのプレーは能力・スキルに加えて、スペーシングとタイミングが合わないとうまくいかない。

トップのチームと同じプレーを自分のチームでやろうと始めても、うまくいかないことが多いのはこういった理由がある。

ハイライト動画などは、シュートやフィニッシュまでの過程をほとんど省いたものになるため、選手個人としてはこういった現象が起きていると感じている。

実際に試合で使えるスキルになるよう、これからまた指導の方もしていきたいと思います!

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