リスペクトと試合を諦める

プロの試合では、試合の残り時間が短い時シュートに行かず、
ボールをキープしたまま試合終了することがあります。
Bリーグの試合でも、NBAでもよくある光景ではないでしょうか。

 

試合の終了時間帯に出たとき、ブザーが鳴るまでボールを保持したまま試合終了することがあり、

「シュートになんでいかないの?」

聞かれることがありました。
SNS等でもそういったコメントを拝見したこともあります。
おそらく見られてる方や、バスケットをしている子どもたちも同じような
感覚になっていると考えられたので今回書いてみることにします。

もちろん僕もプロになる前のキャリアの中では
最後までプレーをやめないことが当たり前でしたので、
始めは違和感というか始めは気持ち悪さがありました。

 

ここには、

「相手をリスペクトする」

という考えがあります。
僕自身はルーキーシーズンのときに栗野譲さんに教えてもらいました。
(懐かしい。)

バスケットは長いシーズンの中、毎週2〜3試合をこなし、
コンタクトスポーツの中でもかなりの頻度の高さで、
痛みや怪我を抱えてプレーをする選手も多いです。
点差を詰めるのに、ものすごくエネルギーを使います。

バスケットをある程度経験した方はわかると思いますが、
バスケットはオフェンス回数と確率が重要であり
残り時間が限りなく少なくなると残りのオフェンス回数から
勝つことがほとんど無理だとわかる場面もあります。

こういったときに上記の理由などからプレーをやめる場面があります。

 

勝っていた僕らも相手がプレーをやめたので
暗黙の了解で攻めるのをやめました。
経験上、ショットクロックより短い時間になるとプレーをやめる場面が多いですね。
点差によってはそれより早く止めることもあるようです。
(ちなみにプロ選手はスタッツが評価、報酬に関わるのでみんな攻めたい気持ちはある。)

 

平尾さん(奈良)はルーキーシーズンに勝っている場面で
スタッツを残すために点を取りに行って、
相手チームの選手・HCからも、
自分のチームからも
めちゃくちゃ怒られたとか。笑

 

何か他にわかりやすい例はないかと探したところ‥

かなり前の記事になりますが
田臥勇太さんのブログでも実際の体験も踏まえて書いてありました

http://blog.tabuseyuta.com/2007/07/index.html#entry-20009377

 

もう一つほど、最近のNBAの試合でいい例がありました。

Lance Stephenson が勝っているのに、
最後にシュートにいったことに対して

相手チームはボールを投げつけ、本気で怒って乱闘です。
アメリカではこういう状況ではシュートに行くことはありえないそうですね。
日本ではシュートに行っても違和感ないですが。

この考えについてもちろん賛否両論あるとおもいますが
これからの観戦で同じような場面があれば、ぜひこんな考え方もあるんだと理解してみてください!

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