6/22(金)第3回ユースチームの練習でした。
今回のゴールは「準備することで、トラブルを未然に防ぐ」
キーワード「ポジショニング」
を設定して行いました。
フィニッシュ中心のスキルドリルを行ってから、
前回同様のリアクショントランジションドリルを実施。
かなりコミュニケーションと自分の意思を示すことができるようになってきており、成長を感じました。
その後はデフェンスのドリルを行いました。
ディフェンスにおいてまずは、目的・原則・ルールを共有しました。
これが明確になっていないと、良い悪いの判断ができず、チームとしての方向性がわからなくなります。
また今後文章にして解説したいですが。今回は簡単に。。
目的は「時間をかけさせること」です。
極端な例をあげると、
育成期において、スティールすることがいいディフェンスだと勘違いしている選手が多いですが、レベルが上がるとギャンブルばかりするディフェンスは通用しませんし、評価されません。
原則として、重要なことを3つ伝えました
1.ポジショニング
2.ビジョン
3.コミュニケーション
これらはどんなカテゴリー、どんなチームでも共通しているルールがあるので、
基本を確認しました。
「いいディフェンス」かどうかはこれら3つの基準で決まります。
ルールで共有したのは
「ノーミドル」
「ノーレイアップ」
です。
また詳細を書きたいですが、より確率の悪いシュートを選択させるためのルールになります。
普段なんとなくディフェンスをやっていた選手も多かったようですが、
きちんと伝えることで、チームディフェンスを理解してきましたし、
最後のゲームでは、簡単なシュートを打てるチャンスはほとんどありませんでした。
短い時間でしっかりと理解できた選手が多かったように感じました。
ディフェンスの内容が多く「ポジショニング」というキーワードを設定して
ゴール「準備することで、トラブルを未然に防ぐ」ということで練習を行いましたが、
このゴールはデフェンスのことだけではありません。
練習中でこんなシーンがありました、
ドリルの順番が回る中で、次に入る選手が誰なのかわからず、練習が止まる
オフェンス・ディフェンスが明確になっておらず、グダグダになる
こういったシーンはよくあるのかもしれません。
しかし、待っている間、メニューの順番が回ってくる直前まで準備することはできます。
前回行ったように自分の意思(どのポジションをやるのか、誰が出るのか、何をしたいのかなど)をあらかじめ共有することもできます。
バスケットボールの規定の試合時間は基本的には10分×4ピリオドの40分間ですが、
実際の試合は40分では決まりません。
試合前のスカウティング、練習、ミーティング
試合中のタイムアウト、インターバル、ボールデット(ボール出し)、フリースロー、など
試合の時間が進んでいないときにも仲間とコミュニケーションを取っておくことで、
相手への対策が取れます。
また、チーム内で今の時間帯に何をすべきなのか確認しておくことで、迷うことを防げます。
技術も大切ですが、
上記のようにリーダーシップをとって周りに気が使える選手
表現が適切かどうかはわかりませんが、こういった選手が多いとチームスポーツにおいて非常に選手同士の相乗効果が生まれやすいです。
メンタル的にさらに成長していけるように様々なことを伝えていきます!!
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