どうしたらシュートの飛距離を伸ばせるか
多くの人が悩み、試行錯誤しますよね
いままでの経験やたくさんのシューターを見てきて
いくつか楽にうつための秘訣があります。
そのうちの一つは
『脱力』するということです。
もちろん効率的に打つためのフォーム、ある程度の筋力が基本として必要です。
フォームを作っている人だけでなくある程度フォームが固まってきた人でも
意外と、『力み』がとれていないことが多いです。
また、試合の重要な局面になるほど
『入れてやろう』と力んでしまう経験は
誰もが一度はしたことがあるのではないでしょうか。
(僕の経験でも結構あります笑)
飛ばすために力をいれる
普通は、そう考えてしまいますよね。
でもそのときに体で起こっていることは
肩がスムーズに上がらない、
腕だけの力でボールを飛ばす、
上半身と下半身のタイミングが合っていない
こういったことが多いんです。
そこで、『脱力』するために僕が意識していることがあります
『動作の瞬間に息を思いきり吐く』
ということです。
(シュートで言えば、跳び始める瞬間です)
そうすることで、ドローインと呼ばれる状態をつくりだしています。
(ドローインは奥が深いですが、簡単に言うと、おへその奥のほうの、腹筋とは異なる部分に力をいれた状態のことです。)
ここに力が入るようになると、骨盤が立ち、体幹がたてに伸びます。
このとき肩甲骨がもっとも動く状態となります。
(今回は書きませんが、股関節も最大に機能し、一番大きな力を持つ臀部も使えます。)
逆に、『力み』の状態では体幹が曲がり、肩甲骨の可動範囲が狭くなります
そのため脱力時のような、全身が連動した動きができなくなる
肩甲骨の動きはバスケットだけではなくどんなスポーツにおいても
パフォーマンスを最大化するのに重要とされています。
今回のテーマはシュートですが、
バスケにおいて、ドリブル、パス、走る、 ジャンプなど
全ての動作でも重要になります。
僕自身、今までのキャリアで重要な局面でのシュートを決めることができたのも
この脱力を身につけたからだと思っていますし
普段のシューティングでも楽にボールが飛ぶようになりました!
まとめ
シュートは足からスタートして体幹、そこから肩→腕→手首へと連動が必要になります。
安定した下半身から体幹があって、「脱力」ができ、
楽に距離を出すことができると考えています。
さらには、この脱力によってブレの少ない安定したリリースをすることができ、
飛距離だけではなく左右のズレもなくしていけます。
『脱力』を身につけるのに
『動作の瞬間に息を吐く』ことから、ドローインをぜひ覚えてみてください!
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