AIの発展、情報化、機械化などの流れも含め人や物、お金、情報がものすごいスピードで広がっている現代。
「頑張れば報われる」が、「適切に頑張れば報われる」という条件がより強く入ってきていると感じています。
「努力すれば夢は叶う」
多くの人が口にし、誰もが聞いたことのあるセリフ。
僕自身もよく聞かされて育ってきたが、そんなに簡単ではないと思うことのほうが多かったです。
経験の中で強く感じるのは、
「努力の方向を間違えず、努力し続ければ夢に近づく」
ということです。
この方がしっくりときています。
僕自身、今までどのようなことを考えて過ごしてきたのか振り返りながら、
今回は努力の方向性というテーマで(さまざまな人向けに)考えてみようと思う。
努力の仕方を決めるのは思考。
思考の格差が、様々な面に(あえて具体的には言いませんが)おいて格差を生じさせてきていると感じています。
どれほど頑張っても努力の方向性が異なると、何もしていないのと同じ扱いを受ける。
また、当たり前ですが、始めから努力をしなければ集団や社会の中で下流に追いやられていきます。
努力の方向性を決めるのに考えておくべき5つのポイントをまとめてみます。
- 「価値を創れる人」を目指す
言われたことだけ、マニュアルだけ、準備されたレールの上を進むだけ、
これらはできて当たり前で、「価値を創造する」といったレベルまでは達していません。
価値を創り出せない、
言い換えると、誰にでもできることだけしかできないと
不安定になり、弱い立場になっていきます。自分の言動や、仕事などで価値を創り出し、社会に貢献する。例えば、普段の仕事においても、単純、単調なことでも、効率的に行うための方法を考えたり、改善点はないかを考えたりできる人は早く成長し、何もしない人と数年単位で比べれば大きな差になります。 - 自分なりの価値判断の基準を持つ
戦略的かつ効率的に成長するのに、計画は必須です。
ただし、計画を立てる前にすべき、最も大切なことがあります。それは、
自分と向き合い、自分なりの価値判断の基準を持つ
ということです。多くの人は、TV、雑誌、SNSなどの影響でメディアや大衆が作り上げた価値観で物事を見ています。
例えば、「有名大学(企業)に行って、肩書きを得て、大きな収入を得ることが勝ち組だ」と言われてもほとんどの人は納得する部分があるのではないでしょうか。上の例が良いものだったかどうか、怪しいですが、本当の自分自身の価値観や、幸福度は、他人が作り上げた価値観のなかでは全く反映されていません。本当に賢い人間は他人の言うことで振り回されたりせず、自分の価値観を大切にしていると感じています。 - プロセスに重点を置く
これはよく言われることなので、あえて解説しようとは思いませんが、
スポーツ、仕事、課題、すべてに言えますが、「一発屋」(芸人みたいに)
で終わらないためには、
プロセスを振り返り、検証。
さらにはプロセスと結果の関係を考察することが重要だと考えています。 - 付加価値を高めることを意識する
単純な作業(仕事)であるほど、システムや安い労働力、機械、AIに変わっていきます。始めに書いた内容と少しかぶりますが、誰にでもできることはどんどん価値が下がってきています。
そのため、付加価値を高めるのに役に立つものを選択し、そこへ努力の方向を持っていくことが重要だと考えています。 - Only One を目指す
付加価値は、どんな分野でもNo.1になれば最も高くなります。しかし、どんな分野でも上には上がいて、きりがありません。
そのため Only One を目指し、その他大勢と差別化をすることが重要であると考えています。
Only Oneになれば引く手あまたということになります。言い換えると、Only One の分野を作り上げ、そこでNo.1になるということです。Only Oneの分野は、
得意な分野を組み合わせることで
作ることが可能です。例えば、通訳(英語ができる)人は日本にたくさんいますが、
通訳のスキルに加えて、プロレベルでのバスケットの戦術や、経験のある人だとかなり人数は少ないです。
英語しかできなければ、バスケットの戦術についてコーチと選手コミュニケーションを手助けすることが難しいです。もちろん、バスケしかできなければ、通訳の仕事はくるはずもありません。
通訳×バスケで Only Oneに近づくことができます。僕自身ですと(あまり例にしたくないですが)
薬剤師×プロバスケ選手だとおそらく日本に一人だと思っています。
(薬剤師は約28万人、バスケ選手は約600人)
僕にしかできないことを今後していく予定です。
努力の方向性ということで、今まで意識してきたことをまとめてみました。
具体的な話が少なかったので、理解しきれない部分もあると思います。
いつも言っていますが、アウトプットは自分に言い聞かせる意味も含めています。今後、何かに向かって努力する人、少しでも成長していきたい人にとって力になれば幸いです。
素晴らしい内容でした👏( ‘ω’ )
まだまだ半人前ですが。ありがとうございます!