「勉強」
これだけ聞くと、嫌気がさす人が多いのではないでしょうか。
勉強と聞いて思い浮かべるのは、中学、高校時代に経験した受験・テスト勉強や、資格取得のための勉強などですよね。
これは僕も嫌いです。笑
しかし、いろいろなところで僕は「勉強は好きです」と言っています、
この勉強とは、付加価値をつけて社会や周囲の人に何かを提供できるような自分になるための方法のことを言っています。
今日は「勉強」をテーマにして、考えてみます。
受験や資格試験などは、誰かが問題を作ってくれた問題に対して、答えを出す。
これらに必要とされるのは、たくさんのことを正しく記憶する能力がほとんどです。
そのため、新しいものを創造したり、考えたり、今までに誰も考えたことのない、起こったことのない問題を解決するといった、社会で重要とされる能力はほとんど要求されることはありません。(受験勉強したくない生徒の言い訳でよく聞くやつですね。笑)
これに加えて、僕は身につけるべき能力があると考えています。それは、付加価値の高いアウトプットを出せるようになるということです。言い換えると、人を集める能力、人を喜ばせる能力、収入を得るための能力などになります。
最も大切で、本当の勉強とは、この能力を鍛えるような知識をつけたり、経験をしたり、アウトプットをすることだと思います。
ただし、現在行われている、学校教育・受験・資格等がすべて必要ないというわけではありません。これらの勉強は日常生活や社会で直接的に使えるものは少ないかもしれませんが、現状では付加価値をつけるのに役に立つこともありますし、勉強した内容は使えなくても勉強する際のプロセスは役に立ってくることが多いです。
そして何よりも、こういった解答が用意された勉強というのは、「簡単」です。やるべきことも、やるべき範囲も決まっていますし、誰かが解答を作っている。
「勉強ができてすごいね。」と言われることはよくありましたが、(自慢みたいになりました。すいません。笑)僕自身はいくら学校の勉強ができても、まったくすごいと思ったことはありませんでした。社会に出て誰もやったことのない新しいものを提供したり、挑戦する人は前例もないし、答えもない。彼らの方が何百倍もすごいし、本当の勉強をしていると考えていました。
もちろん、量が多いので簡単とは言い切れないかもしれませんが、学校や資格などの勉強をするのは当たり前で、本当の勉強ができる人は、そういった受験・資格などの勉強をうまくこなしていることが多いように感じています。
勉強そのものについて考えてみました。
次に、なぜ勉強すべきなのかを考えてみます。
まず、勉強が嫌いという人にいつも言うのですが、
勉強しないということは、長い人生においてとんでもない損をしています。
勉強せず、知識がないと、強制的にやらなければならないことが次々に出てきます。僕はしたくないことは本当にしたくありません。やりたいことだけやって生きていたいと思っています。そのためには勉強は必須です。
反対に、知識があることで大きく差がつくことはたくさんあります。簡単な例だと、税金の知識があれば毎年節税できたり、法や制度を知っているだけで、生活が楽になったり、健康の知識があれば日々の生活習慣も変わったりします。バスケットにおいても基本や原則、コツや正しい取り組み方を知っている選手と知らない選手では長期的にみていくと埋められないくらいの差になったりします。
勉強しないのは、一時的には楽かもしれませんが、長期的に見るとすごくきついことになると思っています。
漫画「ドラゴン桜」にでてきたセリフで、
「社会の仕組みは頭のいい人とお金持ちが作っている。バカは賢い人に一生搾取され続けて、長い人生で大きな損をしている。」このような内容があったと記憶しています。(少し曖昧です。笑)
漫画を読んだ中学時代は何を言ってるんだろうと思っていましたが、勉強すればするほど、仕組みを理解すればするほど、その通りだと感じます。自分の意思でしたいことを選択し、大損しないためには勉強は絶対に必要です。
最後に、勉強したあとに大切なことがあります。
それはアウトプットをすることです。
以前の記事でアウトプットについて書いたことはありますが、発信することで自分の知識は体系化され頭の中で整理されて自分のものになります。
どんな勉強(体験・経験)もどこかで発信するつもりで、吸収しましょう。
また、価値の話にもつながるのですが、素晴らしい知識・考えは外部に向けて発信することで初めて価値が生まれます。
内に秘めたままでは何も考えていないのと同じになってしまいます。
自分よりも明らかに知識や経験が足りない人に伝えることを積極的に行っていきましょう。
このブログを書く中で、自分の知識や考え方が整理されていくのを感じています。少しでも価値を提供できれば嬉しいですね!
一般企業にいても、自分がどうあれば会社に必要とされる(社会に貢献できる)のか、考える必要があると感じます。
生きていく上での正しい知識も、子どもの成長をみていて、よく考えさせられます。
大変勉強になりました。
考え、行動して価値を高めていきましょう!コメントありがとうございます。