先日、京都の国際会館にて
公認スポーツファーマシストの認定講習会を受けてきました。
おそらく、ほとんどの人が
「何それ?」
という感じだと思いましたので、今日はスポーツファーマシストについて少し書いてみます。
スポーツファーマシストは、
簡単に説明すると、ドーピング検査が行われる可能性のある選手を中心に、医薬品(それ以外のサプリメントなども)の使用に対する相談を受ける役割があります。
「この薬は使用しても問題ないよ」
「これは禁止成分が入っているから使用を控えたほうがいい」
こんなイメージです。
薬剤師とスポーツ選手をハッキリとつなぐ認定資格だと思ったので、
以前から取得を考えていました。
ドーピングという言葉は最近では、ロシアの国ぐるみでのドーピングなど、
関連するニュースが増えたり、
2020年の東京オリンピック開催決定により社会的関心の高まりもあって
ドーピングがルール違反であるということ、
選手の生命に影響を及ぼす可能性のある危険な行為であるということは、
多くの人に知られるようになってきました。
ドーピング検査はオリンピック選手だけではなく、
日本での大きな大会(天皇杯、国体など)に出場する選手が対象になることもあります。
僕自身も天皇杯でドーピング検査の対象になったことがあります。
検査員が見てる前で採尿をして恥ずかしかったり、時間もかかるので大変でしたが、
経験できたのは良かったと今は感じています。
スポーツ選手で薬についてまで詳しい選手は少ない。
日本におけるドーピングはほとんどが「うっかりドーピング」であると言われています。
広島の方々は大きなニュースになったので、ご存知の方も多いですが、
サンフレッチェの千葉和彦選手から
「メチルヘキサンアミン」
が検出されて出場停止になったのは記憶に新しいのではないでしょうか。
こういった薬やサプリメントの使用について、
教えてもらう場がなければ、知らないことが多いと思います。
スポーツファーマシストは薬の適正使用の啓発活動や、正しい知識をつけてもらうための活動も行います。
講習会の単位は取得したので、来年の4月の認定取得まですこしずつ勉強していきます!
自分が勉強してきた知識を、積極的に地域やスポーツ界にも還元していきたいと思います!
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