二つ以上の目標を達成するために重要なこと、
それは、目標に対する時間をどれだけ作り出すことができるかということです。
以前、「文武両道のための時間管理」という記事を書き、
この中でも、スキマ時間を活用するという内容がありました。
バスを待つ時間、移動の時間、歯磨き、お風呂、トイレ、などの意識せずに使っている時間があるか考えてみましょう。
1日の時間の使い方を見直してみると、実はかなりの時間がスキマ時間として存在しています。
受験や資格取得などの目標に対する時間を作るために、スキマ時間を最大限に活用していく方法を紹介します。
スキマ時間の価値を認識する
5分のスキマ時間を1日に6回、目標に対する時間にすることで
1ヶ月では
5分 × 6回 × 30日 = 15時間
1年では
15時間 × 12ヶ月 = 180時間
ほとんどの人にとって実際にはもっと多くのスキマ時間があります。
この時間を無駄にするのか、有効な時間にするのか
それによって大きな差がでます。
必要なスキマ時間かどうかのチェックをする
すべてのスキマ時間を目標のための時間にする必要はありません。
振り返りとして、1日のタイムスケジュールを細かく書き出してみましょう。
その中で、必要な時間と不必要な時間を分けていきます。
休憩がどうしても必要な人もいるでしょうし、お風呂の時間だけはゆっくりしたい人もいるでしょう。
基本的にどんな勉強も長期戦になることが基本なので、どうしても嫌なことは続かないです。
ペースを落とさずに続けることが最重要だと思いますので、うまく調整していくことは重要です。
例として、僕の場合のスキマ時間は
・歯磨き、身支度の時間 10分
・トイレの時間 3分
・洗濯を干す時間 5分
・通勤(移動)時間 20分
・歩く時間 10分
・信号待ち 1分
・お風呂 15分
・買い物のレジ待ち 2分
・エレベーターの待ち(移動) 1分
意外とたくさん時間がありますね。
書き出したものから、勉強する時間にあてても良いものを選択していきましょう。
僕は休憩がいらないように工夫しているので基本的に上記の時間を全て活用し、
起きている間は常に何かをしています。
勉強開始の障壁を最小化する
スキマ時間に、参考書やノート、筆記用具をだして勉強することはとても効率が悪いです。
スキマ時間の勉強は場所も用意する時間も、必要ないようにしておかなければならない。
「5秒ルール」と言っているのですが、
5秒で勉強開始できるように、準備しておくことが重要です。
それ以上の時間をかけて準備するのは、おそらくめんどくさいと思ってしまうでしょう。
・スマホの待ち受けを変える
・スマホの写真ホルダに入れておく
・とっておいた動画で勉強する
・要点やまとめられたプリントをポケットにいれておく
・音源として耳から聞いて暗記ものをする
僕の場合はこういったことで準備をしておき、いつでも時間を有効に使えるようにしています。
スマホは時間を食ってしまう敵にもなりえますが、活用すれば最高の仲間になります。
スキマ時間には暗記をする
暗記は長さよりも多さが重要です。
暗記もので挫折する人の多くは、机に向き合って長い時間をとれる際に、暗記を行います。
エビングハウス忘却曲線の忘却するタイミングで何度も学習することが重要なので、
まとめて暗記をするというのは非常に非効率だということは明らかです。
(エビングハウスを含め、暗記ものの復習タイミングはまた別の記事でまとめます。)
僕の場合は、机で勉強できるときには暗記ものはほとんどしません。
机に向かう時間は、理解することや、考えるトレーニングをします。
スキマ時間は毎日あるので、復習・暗記に適していますし、
暗記などに必要な教材は最小限でいいことから、スキマ時間は活用しやすいと考えています。
忙しい人も必ずスキマ時間はあります。目標に対する時間を作り出し、
もっとも効率よく時間を使うことができれば、
結果的に余裕をもって勉強して行くことができます。
参考にしてみてください。
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